
自己分析のやり方がわからない…。自分ってなんなんだよ…
この記事ではわかること
- 自己分析の方法や具体例で解説してるよ
- 自己分析を通じてキャリアの方向性を見つけられる
- 自己分析の結果を就職活動でどう活かすかがわかっちゃう
- 内定獲得に向けた自己分析の活用法がわかっちゃう
- ワークスデザイン株式会社 代表取締役
- 複数の企業で採用支援を行う経営コンサルタント
- 大手IT企業でデータサイエンス、WEBマーケティングを担当

自己分析の重要性と始めるタイミング
就職活動において、自己分析は成功の鍵を握る重要なステップです。自己分析を通じて、自分自身の強みや弱み、価値観を明確にし、それを元に企業に対するアピールポイントを整理することができます。しかし、自己分析は単なる作業ではなく、内定に直結する戦略的なプロセスです。
では、自己分析はいつから始めるべきなのでしょうか?実は、就活の早期化が進んでいる現状を考えると、大学3年生の夏、具体的には8月から自己分析を始めることは、既に遅いとさえ言えます。近年の就活は年々早期化しており、早い段階での準備が必要とされています。理想的には、大学2年生の後半から3年生の初め頃には、自己分析を始めることが望ましいでしょう。そうすることで、就活が本格化する前に、しっかりと自分自身を理解し、的確な企業選びや効果的なエントリーシート(ES)の作成に備えることができます。
このガイドでは、自己分析を初めて行う方にも分かりやすく、具体的な方法を一つ一つ解説していきます。自己分析が重要な理由と、その実践的な手順を理解し、内定に繋がる自己PRや志望動機を作り上げるための第一歩を踏み出しましょう。
自己分析の基本的な考え方
自己分析とは何か?その目的と効果
自己分析とは、自分自身を深く理解するためのプロセスです。就職活動においては、自分の強みや弱み、価値観、そしてどのようなキャリアを望んでいるかを明確にするために行われます。これにより、企業に対して自分をどうアピールするか、どの企業が自分に合っているかを判断する材料が得られます。
自己分析の目的は単に自分を知ることだけではありません。それを元に、自分がどのように企業に貢献できるかを考え、企業とのマッチングを最適化することが主な目的です。また、自己分析を通じて、就活中に自分がどのような状況でも自信を持って対応できるようにする効果もあります。自分の軸がぶれないことで、面接などでも安定したパフォーマンスを発揮できるのです。
自己分析のゴールを設定する
自己分析を始めるにあたり、まずは「自分がどうなりたいのか」「どのようなキャリアを描いているのか」というゴールを設定することが大切です。このゴールがあることで、自己分析の方向性が定まり、より具体的な行動に移すことができます。
例えば、「将来、グローバルに活躍できる人材になりたい」と考えているなら、そのために必要なスキルや経験を洗い出し、それをもとに自己分析を進めます。逆に、ゴールが定まっていないと、自己分析が漠然としたものになり、効果的なアピールポイントを見つけ出すことが難しくなります。
また、自己分析の過程でゴールが変わることもありますが、それは自然なことです。自己分析を繰り返し行うことで、より具体的で現実的な目標を見つけ出すことができるでしょう。

自己分析の成果を活かす場面
自己分析で得た成果は、さまざまな場面で活用することができます。特に重要なのは、エントリーシート(ES)や面接における自己PRや志望動機の作成です。自己分析を通じて得た自分の強みや価値観を具体的に示すことで、企業に対して自分がどのように貢献できるかを説得力を持って伝えることができます。 さらに、自己分析の結果は企業選びにも直結します。自分の価値観や働き方が企業文化と合致しているかどうかを判断する材料として活用できるのです。これにより、就職後のミスマッチを防ぎ、長く働ける企業を選ぶことが可能になります。
マッチした業種を見つけたいならファインドミーへ相談

自己分析の具体的な方法一覧
自己分析を効果的に進めるためには、さまざまな手法を活用することが重要です。ここでは、代表的な自己分析の方法を紹介し、それぞれの手法がどのように役立つのかを解説します。
SWOT分析
SWOT分析は、ビジネスの戦略策定でよく用いられるフレームワークですが、自己分析にも非常に有効です。SWOTは、Strengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の頭文字を取ったもので、これを使って自分を多角的に分析します。
- 強み(Strengths): 自分の得意なことや他者に評価されている点を洗い出します。例えば、リーダーシップやチームワークの能力、専門的な知識など。
- 弱み(Weaknesses): 自分が苦手なことや改善が必要な点をリストアップします。これは、将来的に克服すべき課題として認識しておくことが重要です。
- 機会(Opportunities): 外部環境が自分に提供するチャンスや、活かせる機会を見つけます。例えば、業界のトレンドや企業が求めているスキルに注目します。
- 脅威(Threats): 自分の目標達成を妨げる要因や、競争相手からの脅威を分析します。
SWOTの活用例
SWOT分析を通じて、例えば「リーダーシップはあるが、プレゼンテーションスキルに不安がある」といった自己認識を深めることができます。その結果、リーダーシップを活かせる企業を選びつつ、プレゼンテーションスキルの強化が必要なことを認識し、それを改善するアクションプランを立てることができます。
体験談
大学3年生の夏、Aさんは就職活動を意識し始め、自己分析の一環としてSWOT分析に取り組みました。彼女は、学生時代にリーダーとしていくつかのプロジェクトを成功に導いた経験があり、それを強みとして捉えていました。しかし、同時に、プレゼンテーションや説得力に欠ける部分が弱みであることにも気づきました。この分析を通じて、Aさんはリーダーシップを活かせる企業を志望しつつ、就活中にプレゼンテーションスキルを磨くことを決意しました。具体的には、プレゼンテーション講座に参加し、実践的なスキルを積み上げることで自信を持つようになりました。
自己診断ツール
近年、インターネット上には数多くの自己診断ツールがあり、それらを活用することで、自己分析をより深く行うことが可能です。ここでは、代表的なツールを紹介します。
- 16Personalities: 性格診断の一種で、16種類の性格タイプに基づいて自分の特性を理解します。これにより、自分がどのような環境でパフォーマンスを発揮しやすいかを把握できます。WEBテストは無料で行えます。
- ストレングスファインダー: 自分の強みを発見するための診断ツールです。34の強みの中から、自分が特に持っている5つの強みを知ることで、どのようにそれを活かせるかを考えることができます。書籍「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版ストレングス・ファインダー2.0」に付随するWEBテストのアクセスコードから診断することができます。
診断結果の活用方法
これらのツールで得た診断結果は、自己PRや志望動機の作成に非常に役立ちます。例えば、「16Personalities」で外交的な性格と診断された場合、チームでの活動や営業職に向いていると自己PRに盛り込むことができます。「ストレングスファインダー」で「戦略性」や「共感性」が強みとされた場合、それを活かせる職場環境を探すことができるでしょう。
体験談
Aさんは、自分の強みと弱みをより深く理解するために、16Personalitiesとストレングスファインダーを利用しました。16Personalitiesでは、「外交的で調和を重んじる性格」と診断され、これが自分のリーダーシップスタイルに大きな影響を与えていることに気づきました。また、ストレングスファインダーでは、「共感性」が強みとして挙げられ、自分がチームメンバーの意見を尊重しながらプロジェクトを進める傾向があることを再認識しました。これらの診断結果を基に、彩花さんは人と接する機会の多い営業職を志望し、企業選びの軸をさらに明確にしていきました。
モチベーション・グラフ
モチベーション・グラフは、過去の経験を振り返り、自分がどの時期に最もやる気を感じていたかをグラフ化する手法です。横軸に時間軸(年齢や学年)を、縦軸にモチベーションの高さを設定し、自分の経験や出来事をプロットします。
- 過去の出来事や経験を思い出し、どの時期にどれくらいモチベーションが高かったかをプロットします。
- 高いモチベーションを感じた時期には、何がその要因だったのかを考えます。
- 逆に、モチベーションが低かった時期には、何がそれを引き起こしたのかを分析します。

モチベーショングラフの活用例
モチベーション・グラフを使うことで、過去に自分が何に対して情熱を持っていたのか、または何がモチベーションを下げたのかを明確にすることができます。これにより、自分がどのような環境や仕事に向いているのかを理解し、それを基に志望企業を選定することができます。
体験談
Aさんは、次にモチベーション・グラフを作成し、これまでの経験を振り返りました。グラフを作成する中で、彼女は大学1年生の時に参加したボランティアイベントで、非常に高いモチベーションを感じたことを思い出しました。その時、彼女はチームリーダーとしてイベントを成功に導いた経験があり、それが彼女のリーダーシップへの自信に繋がっていることに気づきました。また、大学2年生の時、課題が多すぎてストレスを感じた時期にモチベーションが低下したことも記録されていました。この経験から、Aさんは自分がどのような状況で力を発揮できるのか、そしてどのような環境が自分に合っているのかを理解することができました。
キャリアアンカー
キャリアアンカーは、エドガー・シャインによって提唱された概念で、自己のキャリア選択を支える価値観や信念を指します。キャリアアンカーは、自分が本当に大切にしているものが何かを知るための有効な手段です。
キャリアアンカーの種類
- 専門職志向(Technical/Functional Competence)
特定の専門分野でスキルを磨き、その道のエキスパートとして認められたい人向け。たとえば、エンジニアや研究者など、専門的な仕事に向いています。 - 管理職志向(General Managerial Competence)
組織を率いてリーダーシップを発揮したい人向け。将来的にマネージャーやリーダーとして活躍したいと思っている場合に適しています。 - 自律・独立志向(Autonomy/Independence)
自分のペースで働き、自由に仕事を進めたい人向け。独立して働くことや、自己管理ができる環境を好む人にぴったりです。 - 保障・安定志向(Security/Stability)
長期的に安定した職業を持ちたいと考える人向け。安定した収入や雇用の保証が重要だと感じる人に適しています。 - 起業家的創造性志向(Entrepreneurial Creativity)
新しいアイデアやビジネスを生み出すことに喜びを感じる人向け。ベンチャー企業を立ち上げたり、新しいプロジェクトを推進したりすることが好きな人に向いています。 - 奉仕・社会貢献志向(Service/Dedication to a Cause)
社会貢献や他者を助けることに価値を見出す人向け。非営利団体で働いたり、社会に影響を与える仕事に就きたい人に適しています。 - 挑戦志向(Pure Challenge)
難しい課題に取り組み、それを克服することに喜びを感じる人向け。常に新しい挑戦や刺激を求める人に向いています。 - 生活の質志向(Lifestyle)
仕事とプライベートのバランスを大切にし、生活全体の質を重視する人向け。柔軟な働き方やワークライフバランスを重視する人に適しています。

キャリアンカーの活用例
キャリアアンカーを理解することで、自分がどのようなキャリアを求めているか、どのような企業や職種が自分に合っているかを判断できます。例えば、「専門職志向」の人は、専門スキルを深められる企業を選ぶべきでしょう。また、「自律・独立志向」の人は、自由度の高い職場や、将来的にフリーランスとして働けるキャリアパスを考慮に入れると良いでしょう。
体験談
Aさんは、キャリアアンカーを通じて自分が何を最も重視しているのかを掘り下げました。彼女は「自律・独立志向」に該当することがわかり、自分のペースで仕事を進める自由がある職場環境を求めていることに気づきました。この結果を受けて、Aさんはフレキシブルな働き方を提供している企業や、将来的に起業やフリーランスとしてのキャリアを選択できる企業に関心を持ち始めました。自分のキャリアアンカーを理解したことで、Aさんは働き方の優先順位を明確にし、企業選びの軸がよりはっきりとしました。
他者フィードバック
他者フィードバックは、自己分析の一環として、周囲の人から意見や評価を集める方法です。自分では気づかない強みや改善点を知るためには、他者の視点を取り入れることが有効です。
- フィードバックを求める対象: 信頼できる友人、家族、同僚、または大学の教授など、あなたをよく知る人からフィードバックを得ると良いでしょう。
- 具体的な質問例:
- 「私の強みは何だと思いますか?」
- 「改善が必要だと感じる部分はありますか?」
- 「あなたが見た私の成功体験は何ですか?」
あなたの強みを見つけたいならファインドミーへ相談

他者フィードバックの活用例
他者からのフィードバックを取り入れることで、自己認識の精度が上がります。例えば、自分ではあまり意識していなかったリーダーシップやコミュニケーション能力が、周囲からのフィードバックによって強みとして浮かび上がることがあります。この情報をもとに、自己PRや志望動機に反映させることで、説得力のあるアピールが可能になります。
体験談
SWOT分析や自己診断ツールを使い、自分の強みをある程度把握したAさんでしたが、さらに精度を高めるために他者フィードバックを行いました。彼女は、ゼミの仲間やアルバイト先の先輩に、自分の強みや改善点について率直な意見を求めました。その結果、自分では気づかなかった「柔軟な対応力」や「他者の意見を引き出す力」が強みとして浮かび上がりました。このフィードバックをもとに、Aさんは自己PRをさらに強化し、面接でも自信を持って自分をアピールすることができるようになりました。
ジョハリの窓
ジョハリの窓は、自分の自己認識と他者からの評価を比較することで、自己理解を深めるツールです。ジョセフ・ルフトとハリー・インガムが提唱したこのフレームワークは、4つの領域に分かれています。
- 開放領域(Open Area): 自分が知っていて、他者も知っている領域。これは、自分の強みや性格がよく理解されている部分です。
- 盲点領域(Blind Area): 自分が気づいていないが、他者は知っている領域。他者からのフィードバックで知ることができます。
- 隠蔽領域(Hidden Area): 自分は知っているが、他者に隠している領域。これには、自分の内面やプライベートな部分が含まれます。
- 未知領域(Unknown Area): 自分も他者も知らない領域。新しい経験や学びを通じて、この領域が明らかになることがあります。

気づいていない長所を見つけたいならファインドミーへ相談

活用例
ジョハリの窓を使って自己分析を行うことで、自分が他者にどう映っているかを客観的に理解できます。例えば、フィードバックを通じて「盲点領域」にある特性が明らかになった場合、それをどう改善するか、または強みとして活かすかを考えることができます。特に面接などでは、自己認識のギャップを埋めることで、より自信を持って自分をアピールできるようになります。
体験談
他者フィードバックを受けたAさんは、ジョハリの窓を使って自己分析をさらに深めました。友人やバイトの同僚からのフィードバックに基づいて、自分が知らなかった「盲点領域」に気づいた彼女は、それらを強みに変えるための努力を始めました。また、「隠蔽領域」にある自分の本当の気持ちや価値観を見つめ直し、それを適切な形で表現することにも取り組みました。これにより、Aさんは自分の内面を深く理解し、面接での自己表現にも自信を持てるようになりました。
自己分析結果をどう活かすか?
自己分析で得た成果は、就活のさまざまな場面で活用することができます。ここでは、自己PRや志望動機の作成、面接対策、企業研究における自己分析の具体的な活用方法を紹介します。
自己PRや志望動機への反映
自己分析で明確になった自分の強みや価値観は、エントリーシート(ES)や面接での自己PRや志望動機に活かせます。例えば、自己分析の結果、自分が「リーダーシップを発揮する場面で力を発揮できる」ことが分かった場合、それを具体的なエピソードと共に自己PRに盛り込みます。また、志望動機には、自分の価値観がその企業の理念や文化にどう合致しているかを示すことで、説得力を持たせることができます。
面接対策としての自己分析の重要性
面接では、自己分析の結果が直接的に影響します。企業は、応募者が自分自身をどれだけ深く理解し、それをどのように活かしているかを重視します。自己分析をしっかりと行っていれば、面接での質問に対して自信を持って答えることができるでしょう。また、自己分析を通じて得たエピソードを使って、企業が求めるスキルや特性を具体的に示すことができます。
さらに、自己分析を通じて、自分がどのような環境で働きたいか、どのような企業文化が合っているかを明確にすることで、面接官に対して「この企業で働きたい」という強い意欲を示すことができます。
自己分析結果を使った企業研究の進め方
自己分析の結果は、企業研究にも大いに役立ちます。自己分析を通じて、自分がどのような職場環境や企業文化を求めているのかが明確になれば、それに合った企業を見つけることができます。企業のビジョンやミッション、企業文化を調べ、それが自分の価値観や働き方に合致しているかを確認することが重要です。
また、企業が求めるスキルセットや特性と自分の強みが一致しているかどうかを分析し、それを基に企業を選定することで、ミスマッチを防ぎ、長期的に働ける企業を見つけることができます。
自己分析を深めるための実践的なアドバイス
継続的な自己分析のススメ
自己分析は一度行っただけで終わりではありません。就職活動の進行や経験を積む中で、自分の考えや価値観が変わることはよくあります。そのため、自己分析は継続的に行うことが重要です。定期的に自己分析を行い、現状の自分を把握することで、常に最適な自己PRや志望動機を作成することができます。
反復して自己分析を行うことで得られる洞察
自己分析を繰り返し行うことで、最初には見えなかった自分の特性や強みが浮かび上がってくることがあります。また、過去の経験を振り返ることで、新たな気づきを得ることもあります。こうした反復作業は、自分自身を深く理解し、他の応募者との差別化を図るために非常に効果的です。
自己分析を通じて見つけるキャリアの方向性
自己分析を深めることで、将来的に自分がどのようなキャリアを築きたいのか、その方向性が見えてきます。自分の価値観や働き方を理解し、それに合ったキャリアを選ぶことで、長期的に満足できる職場環境を見つけることができます。また、自己分析を通じて、自分が本当にやりたいことや情熱を持てる仕事を見つけることができれば、それは大きな強みとなります。
自己分析から内定へ
自己分析は、就職活動において最も重要なプロセスの一つです。自己分析を通じて得た成果は、エントリーシートの作成や面接、企業研究など、あらゆる場面で活用されます。自己分析をしっかりと行い、自分の強みや価値観を明確にすることで、企業に対して強いアピールが可能になります。
また、自己分析は一度きりではなく、継続的に行うことでその効果が発揮されます。自分自身を深く理解し、就職活動の中でそれをどのように活かすかを常に考えることが、内定への最短ルートです。
自己分析で困ったらファインドミーへ相談

これから就職活動を始める皆さんにとって、このガイドが自己分析の一助となり、満足のいく結果を得られることを願っています。自己分析を武器に、自信を持って就職活動を進めていきましょう!
- ワークスデザイン株式会社 代表取締役
- 複数の企業で採用支援を行う経営コンサルタント
- 大手IT企業でデータサイエンス、WEBマーケティングを担当



